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「お金もらってるんだから、給料払ってるんだから働け」という上司の危うさ

2019年3月2日

「お金もらってるんだから、給料払ってるんだから働け」という上司の危うさ

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50代の部長さんくらいになると、「お金もらってるんだからちゃんと仕事しろよ」「給料払ってるんだから言うこと聞けよ」という感じの言葉を不用意に発する人いますよね。

でも思えば自分が新入社員だったのが15年前なので、今の50代ってあの頃に30代後半だった人なんですよね。

今の私の年齢と同じくらいの30代のころ、すでにバブル崩壊してて、私のようにさっさと会社辞めて転職とかしちゃう社員はいたし、
お金で人が動かなくなってかなりたつのを実感してないとおかしいのに、なんでいまだにこんなセリフでしかマネジメントできないのかなと不思議です。

そういうおじさんたちを観察していて分かったことは、お金を理由にして人を動かそうとする人は
「それ以外のマネジメント方法を見つけられなかった人」ということです。

シンプルにダメなマネジャーですね。

この記事を読まれている方は、きっと同じような言葉をかけられたことがあって、「あいつなんなんだよ」とイライラされたことがあるのではないでしょうか。

「お金を払っているのは会社であって、お前じゃねーよ!」と感じていらっしゃる皆さんのお怒りの気持ちの置き所として、不満の解消方法を書いていきます。

部下が言うこと聞かないという人は「給料もらってるんだから」「お金払ってるんだから」という

そもそも部下が「言うこと聞かない」なんて言い方はおかしいですよね。

なぜダメなおじさん上司は「自分が正しい」という立ち位置から話すのか。

自分と相手は別人で、考え方に違いがあるのは当然のことで、その違いを認めて、
必要なら分かり合えなくても近づく努力をしなければいけないのが現代のマネジャーです。

そういう当たり前の努力をしないで、「部下は上司の言うことを聞くものだ」なんてオジサンたちはもうかなり出遅れています。

そんな人たちは、優秀だから上司になれたのではなくて、たまたまラッキーで入り込んだ会社がリストラとかしなくても利益が出るところで、いい具合に年齢が来たから上司になれただけです。

そんな運で得たポジションを勘違いして、「自分はデキル!」なんて思ってしまって、偉そうに威張っている人は、
本当に何も考えないで30代から50代になってしまったのだろうと可哀想な感じもします。

もう今から学び直すことなんて出来ないくらいにダメになってしまっているのですから。

ですから「お金もらってるんだから」とか口走ってくるようなクズ上司にたいしては、まずは「あぁ、こんなダメな人の下についてしまったことは不運だけど、こうなってはダメなことを反面教師として目の前で見れるのは幸運」と心の中で嘲笑っておきましょう。

ポイントはあくまでも心の中だけで、顔に出したり、言葉に出したらダメですよ。

それをしたらあなたの負けになりますからね。

「お金払ってるんだから」「給料払ってるんだから」と考える人はそのくらいの仕事しかしていない

人を動かそうと思ったら、確かにお金というのは小さくない重要ファクターにはなります。

とくにサラリーマンというのはほぼ固定の月収があるという点で、極めて安定しており、そもそもそれを求めてあなたもサラリーマンになっているという事実がありますよね。

このではフラットに認めないとこの話はすすみません。

それをもちろんわきまえた上で、それでも報酬というのはそれ(お金)だけではなく、

褒められるとか、
認められるとか、
やりたい仕事をさせてくれるとか、

そういういろんな要素で成り立つものですという話です。

そして人を動かす方法は、報酬以外にも、尊敬だったり、面白さだったりといろんな工夫でできることがあるのです。

「お金もらってるんだから仕事しろよ」という言葉をいう上司と、「この仕事は面白くないかもしれないけど、これをやり切ってくれたら、次はやりたがっていたこっちの仕事を一緒にやろうぜ!」といってくれる上司とどちらについていきたいかということです。

お金は正当な評価なので、罵倒したり恫喝して、恐怖で動かすマネジメントよりは、まだお金払ってるだろマネジメントの方がマシにも見えますが、ややマシというだけで、給料払ってるんだからマネジメントもほぼパワハラで、良いとは言えません。

その上司が会社とは別に個人のポケットマネーで、あなたに出資でもしてるなら話は別ですが、会社の払う給料を、あたかも自分が雇用主として、社長として、あなたに渡しているかのような言い草は、ぷぷぷと笑われてもしょうがない恥ずかしいことです。

なので、聞いたときは心の中で「よっ! でました! 伝家の宝刀 お金払ってるだろマネジメント! プププーッ! 笑わせてくれるぜ!」と心の中で、ノリツッコミしておきましょう。

あくまでも心の中であなたの精神状態を保つためのコツです。発音してはいけません。

「お金もらってるんだから」というのはしがみつくしかない上司

お金マネジメント上司は、想像力欠落上司なので、「転職して今以上の給料を他の仕事で稼ぐことは不可能」という基本的な考え方があります。

社員は会社を辞めない、辞めた方が損と思っているからです。でも事実はお金マネジメント上司にとってのみ当てはまることで、言われている部下のあなたは違いますよね。

あなたはいつでもどこでもいけるし、もっと稼げる。こんな上司のもとで働いていると稼げない人材になってしまうけど、若いし、能力も高いのが事実です。

かつての日本の大企業の幻想が残るオジサンは、長く勤めることで徐々に給料はあがり、
特にキャリアの後半にその額は伸びていく、そして退職金の加算率が積み上がる、そんな人生しか見ていないし、見てはいけないのです。

50代で退職金を半額にしてでも、転職して新しいキャリアにチャレンジ出来る人は少ないです。

大事なのでもう一度言いますが、その事実はそのオジサンの事実なのであって、そんな言葉をかけられている部下のあなたの事実ではありませんよね。

現代は年齢だけで給料は上がりにくくなっているし、昇進のスピードも緩やかになっています。

一方で転職市場は盛り上がっていて、古臭い制度の残る大企業よりも、若くても高給を得られることがあります。

そんな時代に「お金もらってるんだから働け」というのは、
「では、もっとお金くれるとこにいきますね」と言わせているようなものです。

そう言えないように、部下の教育をしないで、部下が上司を超えられないようにしていることは部下のあなたも気がつかなければいけません。

戦力にならないおじさんが、若手が戦力にならないように仕向けているとしたら、そんな組織は終わっています。

面白さをつくる、お金払ってでも働きたいという概念の欠落

「そんなこと言われても、自分だってすぐに転職できるわけない」と思っていませんか。

それはそれであなたの決断なので否定しませんが、その日が来るための準備はしておいた方が良いです。

まずは今のあなたは、「怒らないマネジメント」が出来る人ですか? 「褒めるマネジメント」ができますか? とご自身に問うてみてください。

「褒めるマネジメント」が出来る人なら、「楽しませるマネジメント」が出来ます。

仕事が楽しいなんてダメだ! 仕事は苦しくないと無意味だというのは違います。

人は楽しいことが見えていたら、そこにいくまで苦しい努力が出来るのです。

何もないのにただただ苦しい我慢を強いるのは暴力マネジメントです。

あなたが将来マネジメントをするときのために、自分のマネジメントスタイルを今から確立しておくことは大事です。

これはたとえ今の職場でキャリアを積むにしても、転職するにしても同じです。

ダメな上司に出会ったときは、イライラする暇はありません。

こんなダメな上司にならないための行動を、いますぐスタートするのです。

古臭い上司のまとめブログ

私はこの記事を書きながら、理想論を振りかざしているつもりはなくて、本当にあと5年もすれば、楽しい仕事マネジメントが出来ていないと生き残れないと確信しています。

今の多くの学生さんは在学中にYouTubeで軽々とおじさんたちの給料を超えてきています。個人ですでに稼ぐ力を持ち合わせています。この人たちは楽しくないと働きません。とてもとても当たり前の状態になったわけです。

そんな若者にマウントをとって「最近の若い奴は」とか言ってる組織の発展は見込めません。お金マネジメントは早々と見切りをつけましょう。

 

では何から始めるか。

私がマネジメントを考えたときに助けになってくれたのがこの尾原和啓さんの『モチベーション革命』です。

尾原さんの本はどれも大変実戦で効果の高いものですが、これは特に刺さりました。

 もし今の職場でキャリアを積み上げるつもりでしたら、読んでおいて損はないです。

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モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

一方で、ご自身のキャリアについて迷いのある方は、一旦転職エージェントの登録だけでもしておきましょう。

いますぐ動かなくても、情報収集をすることは、今の仕事をするためにも役に立ちます。

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