子供がガムテープの芯に足首をつっこんで抜けなくなったときに助ける方法
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今日はこどもがガムテープの芯に足首をつっこんで抜けなくなったときに助ける方法です。
子供がガムテープに足を突っ込んだ。
子供って工作大好きなので、その辺のダンボール箱とかすぐにおもちゃにしたがります。
ハサミやカッターについては安全を確認して、きちんと正しく使用するように親も気をつけます。時にはダンボールの厚い紙でザックリと指を切ってしまうリスクも教えます。
あとはもう勢いで壁に落書きされてしまうリスクも心得た上で、自由に遊べ! と解き放つわけですが、たまに思いもよらないトラブルを起こすのが子供です。
先日楽しそうにノリノリで工作をしていた年長の息子が急に黙り初めて、バタバタと音を立てて床を転がっているのでどうしたのかと思っていますと、ガムテープに足を突っ込んで抜けなくなっていました。
ほぼ新品のデカめのバームクーヘンのようなガムテープの中央の穴に、靴下を履くように足を突っ込んで、囚人のように足首に輪っかをはめて喜んでいたのですが、なかなかどうして、逆再生して取り外すことができなくなってしまったのです。
子供とガムテープの戦いを泣きながら爆笑する母
序盤こそ笑いながら「おとーさーん! こんなんになっちゃったよー!」とヘラヘラ足首ガムテープを見せてきた息子ですが、だんだんと深刻になってきて、脂汗をかき始めます。
「あれ? あれ? クッソー!」とか言いながらゴロゴロのたうち回ってみたり、足を振り回したりしてみます。
この辺りですでに母の笑いのK点は超えてきています。ここ最近反抗期で好き勝手ワガママな態度をとってきた息子に「それ見たことか!」と母の冷たくもニヤニヤした視線が突き刺さります。
これが息子のプライドを刺激してとにかくなんとかして母の視界から逃れようとするのですが、動けば動くほど足首にガムテープの芯が擦れて痛いのです。
歯を食いしばって痛みをこらえ、こらえていることがバレないようにニコニコしようとする必死さがまた父の私にとっても「笑ってはいけない年末スペシャル」になっていて、鼻息を我慢して変顔になるしかない状況です。
名著『もう脱げない』を読み始める息子
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腹筋が崩壊したのは、ヨシタケシンスケさんの『もう脱げない』を読み始めたときです。
服を脱ごうとしてバンザイきたけど、そのまま服が引っかかって脱げなくなったこどもの絵本です。
まさしくガムテープの芯が足首から『もう脱げない』なのですが、まさかこの状況でこの本に救いを求めるとは! そのセンスたるや!
そして絵本にある通り、とりあえずズボンだけでも脱いでみるというのを実践し始める息子。
ガムテープの芯がハマった足首で確実に止まることをわかっていたはずなのに、ズボンを脱いで、パンツになって、片側の足首にガムテープと長ズボンを引っ掛けているという母の涙腺を崩壊させるのには破壊力ありすぎのビジュアルに変身しました。
子供の足首にはまって抜けないガムテープはどうやって外せばよいか
笑い泣き崩れる母の前で、いよいよ深刻に悲しみと不安で泣きそうになる息子。
そろそろ父の出番です。
昔、太って指輪が脱げなくなった人が、カンタンに指輪を取る方法というのをテレビでやっていたのを思い出しました。
糸を指輪にくぐらせて、指にクルクルと巻きつけて、滑らせていけば抜けるというやつです。
ハンドタオルを足首とガムテープの芯の間に突っ込んで、足首全体を包み込みました。
これで多少ガムテープの芯の縁が足に触れても、擦り傷にはなりません。
そのままかかとから芯を引き抜くようにしますが、ここでかかとがつっかえます。
ガムテープを引き抜くように持ち上げる力は弱めずに、ジワジワとハンドタオルをスライドさせてかかとの肉をガムテープの芯の向こう側からこちら側は引き出します。
すると息子にとっても足首の感覚がこれまでと違うことがわかり、靴下を脱ぐようにちょうど良い角度に自力で足の角度を調節し始めます。
これぞ生存本能といった感じです。
見事に無傷でガムテープの芯地獄から救出することができました。
まとめ
腹筋と涙腺が爆発した母からは「おとーさんがいなかったら今頃は足首とれてるからな!」と捨てゼリフを吐かれながらも、安堵で何言われても平気な息子。
こんなアホみたいな無駄でしかない時間を過ごせるのが、子育ての醍醐味ですよね。
きっと多くのご家庭で再現されているであろうトラブルなので、ご参考にしていただけたらと思います。
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