こどもに ”応募券を送る” という体験をさせてみた。
かいけつゾロリの本を買うと、帯に応募ポイントがついてきて、プレゼントがもらえるというキャンペーンがやっていたので、娘に応募用紙を書かせてみました。
こういう作業って、見ているほうがどれくらい我慢できるかが勝負で、なんとしても手を出さないということを心に決めて見守りました。
案の定、応募用紙への記入の仕方は間違っているし、封筒に書く住所のサイズ感もかなり悲惨なものでしたが、ここで親が代わりに手を貸して、よいことは絶対にありません。
歯を食いしばって、太ももをつねって、なんとかヒントを出しながら誘導して最終完成までこぎつけました。
こういう場面は宿題にせよ、お手伝いにせよ、こどもと生活していたらよく出会う場面ではないかと思います。
そうなることを分かっていながら、あえてチャレンジさせることが重要だと考えているので、なんとしてもやらせます。
でも親でさえも、アナログの郵便なんて、年賀状くらいしか出さない時代ですから、こどもにとっては封書の発送というのは、こうして機会を作ってやらないと体験することがありません。
おそらくこの子たちの未来に、封書へのあて名の書き方は、必ずしも必要な知識ではないのかもしれません。
であるからこそ、今しかできない経験なのかもしれないとも思って、今できる体験は、できる限りさせてやりたいのです。
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