フルマラソン挑戦せよ チャレンジしない人生でいいのか?
私はこれまでに10回以上フルマラソンに出たことがあります。
30歳を過ぎてからの挑戦です。
そんな話を人にすると
「なんでそんなきついことするの?」
「そもそも、なんでやろうと思ったの?」
と同じ質問をよくされます。
あんまり理由なんてないのですが、いい機会なので考えてみたいと思います。
フルマラソンに挑戦したのは自慢できるものがなかったから
私には父親になって30歳をすぎて、人生を振り返ったときにこれといった特技がありませんでした。
何か自己紹介になるものがほしいと思っていました。
そんな折にマラソンブームが来たのです。
そのときに「ちょっとやってみたいな」という気持ちになりました。
もともと中学高校と陸上部だったので、当時は短距離選手でしたが、人よりは「走ること」は好きでした。
でも、やっていたのは短距離でしたし、部活動でも補欠でした。
そして何より長距離走は苦手でした。
でも、競争ではない、ただただ走り続けるだけなら自分にもできるのではないか
スポーツはまるっきりだめだけどフルマラソンを完走したら、ちょっとすごいと思われるのではないか
そんな浅はかな気持ちでしたが、フルマラソンをやってみようかなという気になったのです。
きっかけなんてみんなそんなもので、ゴールでプロポーズするためとか、ホノルルマラソンが当選したみたいな人はあまりいないのではないでしょうか。
フルマラソンに挑戦したら意外に続けることができた
フルマラソンに挑戦する前は、レースを走ることよりも、レースための練習で走る時間をつくることが難しいと思っていました。
そのため、何度もフルマラソンを完走している人に聞いてみたら、なんと「お昼休みに走ろう!」と言い出したのです。
実はすでに会社の昼休みに会社の周りを大勢のランナーが走っていました。
みているだけの時は「正気か!」と思っていましたが、一度、相談してしまったが最後、断ることもできずにその昼休みランニンググループに入りました。
すると、意外にも気持ちがよいのです。
お昼に一度、いい汗をかいておくことで、午後の仕事も調子がよくなり、これはいいなと思いました。
そのまま走ることが日課となり、やめれないことになっていったのです。
やめられない中毒症状はエスカレートして、土日の早朝に、まだ家族が起きないうちに10キロくらい外を走って、起きる頃に帰ってくるというライフスタイルになりました。
体が勝手に順応して、気づいたら続いているというよりも、やめられなくなっていたのでした。
フルマラソンに挑戦したのは子供に負けたくなかったから
上の子が小学校に、下の子が幼稚園に、それぞれ入るという年に本格的なフルマラソンレースに出ました。
それまでは市民マラソン程度でしたが、大阪マラソン、神戸マラソンという大規模なレースです。
大規模なレースに出ようと決めたのは、自分の子供たちも幼稚園や学校という新しい挑戦をしようとしているからです。
自分はどうだ?
去年も今年も、特に変わらない似たような1年を漫然と過ごしていないか。
毎日の仕事はもちろんサボらず頑張っています。
でも、それだけで十分ですか?
なにか他にもこれをやったぞと特別なものがあってもいいのではないですか?
特に子供たちの入学・入園の年。
「あの年に、お父さんはフルマラソンを走ったのだよ」と言えたらちょっと自分の自信になるのではないかと思いました。
そんな思いがフルマラソンへとつながったのです。
お父さんフルマラソン挑戦まとめブログ
フルマラソンとTOEIC900てんは似ています。
決めた目標にコツコツと積み上げあるのみです。
そしてフルマラソン完走とTOEIC900点はいずれも未知の人には「すごーい!」と褒めてもらえます。
実際にモテます。
子供から信頼を得るにはかっこよくスポーツしているお父さんっていいですよね。
特にフルマラソンはそのすごさが分かりやすいので、是非チャレンジしてみてください。